大阪のスパイスカレー文化を語る上で欠かせない存在、ボタニカリーさん。
阪神梅田本店9階 フードホールにある ボタニカリー 梅田店さんは毎日営業していますが、本町の本店は 月に数回しか営業しない超レア営業店です。
今回はそんな本店に朝から並んで、実際に整理券2番を取った体験を元に、整理券は何時に行けば取れるのか? 実際の並び状況・店内の雰囲気・味のレビューをまとめました。
ネットにある情報は古いものもあります。本店のレア営業をリアルタイムで追うのは難しいため、この記事が一つの参考になれば嬉しいです。
ボタニカリーとは
ボタニカリーさんは、2013年のオープン以来 人気を博している大阪のスパイスカレーの顔ともいえる店。
2017年からは食べログ「百名店」の常連でもあります。
執筆時点で食べログの評価は3.87で、大阪のカレーランキングでは橋本屋、Ghar、SOMAに次ぐ4位という位置づけです。
橋本屋については整理券取得の様子も含めて次の記事でまとめています。よかったらご覧ください。

ボタニカリー梅田店さんは阪神梅田本店9階のフードホールで毎日営業していますが、本町にある本店は営業日が限られており、2025年11月は 11/5 と 11/18 の2日のみでした。
営業日が非常に限られているため、実質 イベント日のような感覚です。
ボタニカリーの整理券システムについて
本町のボタニカリーさんの営業日はかなり限られますが、営業日が確定すると事前に告知がされます。
また整理券の配布時間なども告知されます。
訪問時から変更がなければ、ボタニカリー本店さんでは午前10:00から整理券が配布されます。
ただし並び具合によっては若干早まることもあり、実際私が訪問したときは 9:55に整理券の配布が開始されました。
整理券配布時にメニューを決めて注文します。
メニュー表はこちら。

注文を終えると整理券を受け取ります。
整理券には時間と番号が振られています。

注意事項ですが、「指定の時間になるまで店前では並ばない」「紛失無効」「指定時間外来店時無効」「前後する可能性」が明記されています。また、本票には明記されていないですが、整理券は1人1枚で、全員そろって並ばないと人数分渡してもらえません。
整理券に書かれた 指定の時間に戻れば 番号順に案内してもらえるので、最低限の待ち時間ですみます。
ちなみに整理券の配布終了後も、カレーが売り切れるまでは一般営業が行われます。
実際に朝から並んでみた(11月平日)
11月某日、平日の朝に実際に並んで整理券をゲットしてみました。
時刻とともに当日の流れ・様子をまとめます。
9:10 到着
11月 平日の朝。気温14度。
晴れているものの肌寒い中、まだ誰もきていないのでは?と思いながらお店に向かうと、すでに1名 待っていました。
というわけで9:10の時点で2番手です。
9:35
3人目の方が並びました。
9:40
4人目、5人目の方が到着。
9:55 整理券配布スタート
6、7番目の方が到着。
また定刻の10時より5分早く、整理券配布が始まりました。
整理券は 2番。戻り時間は 11:00 の案内でした。

この整理券配布のタイミングでオーダーします。
メニューの詳細はこちら。
メニュー
メニューはこちら。

カレーは3種類で「ボタニカリー(1080円)」「シュリンプカリー(1000円)」「ポージョカリー(チキン)(980円)」で、それぞれのあいがけもあります。
辛さはノーマル、1辛、激辛、SUPERの4段階。後述しますが、辛いのが全く食べれないわけではないですが、かといって そこまで辛いのが強くもない私の場合、1辛でもそこそこ辛かったです。
量ですが、少な目や、ごはんのみ大盛りや、ルー・ごはん大盛が選べます。
聞くとやってくれる店は多いのですが、あらかじめメニューに書いてくれるのはありがたいですね。
トッピングですが、玉子ピクルスやクリームチーズ豆腐、大根と人参のピクルス大盛があります。
ドリンクはビールが500円とかかれていますが、ノンアルビールが450円と店内に掲示がありました。
注文したメニュー
今回注文したのは、ボタニカリー × ポージョのあいがけ(1250円)。
さらにルー大盛り(+200円)、1辛(+50円)をチョイス。
大根と人参のピクルスはもともとついているので、玉子ピクルス(+160円)、クリームチーズ豆腐(+160円)を追加でトッピングしました。
店内の雰囲気
座席数・レイアウト
店内はこじんまりしていますが、落ち着いた空気感が心地よい空間で、カフェのような雰囲気があり、初めての方でも入りやすい印象でした。
外からだとそこまで広く見えないのですが、席数は意外と多く14席あります。
- カウンター:4席
- 2名テーブル:1卓
- 4名テーブル:2卓
カウンター席からは厨房がみえるので、つくっているようすも楽しめます。
香り
オープン前の店の外もそうですが、スパイスの香りが漂っています。
ただ、個性の強い香りではなく、ほどよい、バランスのとれたスパイスの香りという感じです。
店員さんの接客
スタッフの方は3名でした。
1辛を食べた私に「辛くなかったですか?大丈夫ですか?」と声をかけてくださったり、とても親切な店員さんでした。
実食レビュー
指定時間の11時、よりも少しはやいタイミングで店に戻りました。
戻るとこんな感じで整理券の案内が出されていました。

11時になり開店、そして入店。
整理券配布時にオーダーしていたので、入店後 一息つくタイミングですぐにカレーがでてきました。

ボタニカリー梅田店さんでは何度かいただいていますが、ほんと美しいビジュアルです。
梅田店で食べたことがあったのでイメージはついていましたが、ボタニカリーもポージョカリーもさらりとしたルーです。


出汁感が強く、スパイスが華やかに広がります。
ちなみにポージョカリーのほうは仕上げにココナッツミルクがかけられています。

辛さは1辛にしましたが、体感的にはしっかり辛いレベル。
ただトッピングで追加した玉子ピクルスの酸味、そしてクリームチーズ豆腐のまろやかさが、この辛さを整えてくれます。

1辛で(私にとっては)辛いわけですが、その辛さの奥に、立ち上がるような旨味が爆発します。
辛さはありつつ、おいしさのあまりスプーンが止まりませんでした。
副菜が充実しているのもうれしいですよね。

あまりのおいしさに、気づけば10分少々で完食。
整理券は何時に行けば取れる?
今回の並び状況をまとめると以下の通りです。
- ~9:10:1名
- 9:10:1名←わたし、述べ2名
- 9:35:1名、述べ3名
- 9:40:2名、述べ5名
- 9:55:2名、述べ7名←このタイミングで整理券配布
結論
日によると思うので一概には言えませんが…私の訪問したタイミングでは
9:30頃であれば11時台の整理券はほぼ確実!
10時までに並べば昼の時間帯に入店できそうですね。
ただ営業日が少ないため、平日でもこの時間帯がボーダーラインになりそうですね。
土日の場合、確実を狙うのであれば9:30よりもはやい時間に到着すること必要かもしれませんね。
店舗情報
ボタニカリー

住所
大阪府大阪市中央区瓦町4-5-3 日宝西本町ビル 1F
営業日
公式のX(twitter)には、週に1~2回の営業とかかれていますが、実際は月に数回あるかどうかです。
営業日の曜日が固定されているわけでもありません。
詳しくは、公式SNSをご覧ください。
支払方法
現金のみ。
クレジットカード、Paypayなど不可でした。
駐車場
なし。
近隣にコインパーキングがあります。
まとめ
大阪スパイスカレーの顔といっても過言ではないボタニカリー。
梅田店は毎日営業していますが、本町のボタニカリー(本店)は月に数回程度の営業。
しかも整理券方式なので、運よく営業日に行けても、もう整理券配布が終わってる…なんてこともありえます。
そこで、実際に レアな営業日に本町のボタニカリーを訪問し、11時台の整理券をゲットしてきたので、整理券の獲得から、オーダーしたカレーの様子などまとめてみました。
状況は都度かわるので何ともいえないかもしれませんが、11時台の整理券を狙う場合は9:30以前に並ぶのがベスト。
とはいえ訪店の人数次第では10時頃にきても11時台や12時台に入れる可能性はあります。もちろん逆も然りですが。
営業日が少ないぶん特別感があり、実際に並んで食べる価値のある一軒です。
関連記事として、大阪のカレー屋で食べログ1位の橋本屋について、整理券も含めて記事にしていますので、よかったらご覧ください。

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